計画08音響 攻略のポイント
音の強さは、1m2当たりの放射される音響出力(W/m2)と、対数表示してデシベル(dB)で表す方法があります。デシベルは音の強さのレベルで、出力により表す方法より人の感覚に近い尺度です。このデシベルを単位とした室内騒音の許容値が出題されますが、右表により、室の用途によって異なる数値をチェックしておいてください。

問-1 正解 答えは ○ でした。
板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は、一般に、低温域の吸音率は高く、中高音域の吸音率は低い。
問-2 正解 答えは ○ でした。
設問の通り、吸音力とは、材料の吸音率にその面積を乗じたものである。
問-6 残念 答えは × でした。
同じ音圧レベルであっても周波数が異なると人が感じる音の大きさは異なる。同じ音圧レベルの場合、1,000Hzの純音より100Hzの純音のほうが小さく聞こえる。
問-7 正解 答えは × でした。
残響時間は音源が止まったときの音の大きさから60dB減衰するのに要する時間であり、
T(残響時間)=0.161V/A で求められる。
V:室容積
A:室内の総吸音力
したがって、室内の吸音条件が同じ場合は、室容積が大きくなれば、残響時間はそれに比例して長くなる。
問-18 残念 答えは ○ でした。
残響時間は音源が止まったときの音の大きさから60dB減衰するのに要する時間であり、
T(残響時間)=0.161V/A で求められる。
V:室容積
A:室内の総吸音力
一般に、室温は考慮しなくてよい。
問-19 正解 答えは ○ でした。
空気中の音の速さは気温によって差異があり、次式で表される。
音の伝達速度(m/s)=331.5+0.6t
t:気温℃
したがって、気温が高くなると、空気中の音速は大きくなる。
問-28 正解 答えは × でした。
床衝撃音レベルに関する遮音等級のL値は、小さくなるほど床衝撃音の遮断性能が高いことを表す。
No comments:
Post a Comment