問-1
鉄筋コンクリート造の建築物において、内断熱工法を用いると、構造体の蓄熱効果を活用しやすくなり、室温の変動を小さくすることができ、結露防止に効果がある。
問-1 正解 答えは × でした。
構造体の蓄熱効果を活用しやすくするためには、外断熱工法により外気による壁体温度低下を防ぐ方が有効である。
問-3 残念 答えは × でした。
外壁内の断熱材を厚くするだけでは防止できない。室内側の方が湿気が多いので、内側に防湿層を施工する方が内部の結露防止の効果になる。
問-6 正解 答えは ○ でした。
設問の通り、冬期において、繊維系の断熱材を用いた外壁の断熱層内に通気が生じると、外壁の断熱性が低下するおそれがある。
問-7 残念 答えは × でした。
非暖房室では、暖房室から流れ込んだ空気内の水蒸気が冷やされ結露しやすくなる。このため結露を防ぐには換気により非暖房室の湿度を下げることが有効である。
問-10 正解 答えは × でした。
外気に面する押し入れ内の表面結露を防ぐには、換気をして壁面の空気の流通を促すことが効果的である。ふすまの断熱性能を高くしても、結露防止に効果はない
問-14 残念 答えは ○ でした。
外壁の断熱性及び気密性を高めると室内の熱を外部に放出しにくくなる。窓からの日射の影響による室温の上昇は大きくなる。
問-16 正解 答えは ○ でした。
コンクリート造の外壁のうち出隅部(角部)は両面から冷やされるので、ヒートブリッジ(熱橋)となり、結露のおそれがある。外断熱工法は、冷たい外気による外壁の温度下降を防ぐので、結露防止に効果的である。
問-20 残念 答えは × でした。
防湿層は壁体内部結露の防止に効果があるが、外壁の室内側に生じる表面結露を防ぐことはできない。
問-22 残念 答えは ○ でした。
冬期には室内側の多湿空気が外壁内に進入し、内部結露を発生するおそれがあるので、防湿層を断熱材の室内側に切れ目なく施工する。
問-23 正解 答えは ○ でした。
外壁の断熱を行なうことで、室内側の温度低下が抑えられ、表面結露の防止に有効である。
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